研究者とその同行家族のフランス滞在許可証の申請から受領まで 2020版
フランス滞在許可証の申請から受け取りまで 2020年度版
この記事では、2020年~2021年におけるフランスでの滞在許可証申請〜受け取りまでの記録を残します。ただし、私の場合雇用機関の方が大半の手続きを行ってくれました。
雇用機関へ提出した書類
- 県庁への申請用紙 “PARTIE A REMPLIR PAR L’ETRANGER (A L’ENCRE NOIRE)”
- 3枚の背景白の証明写真
- オリジナルのコンバンションダキュイ(ビザ発行時にパスポートと一緒に返還されました)
- パスポートコピー (写真のページ・出国スタンプ・ビザスタンプのページを渡しました)
- 日本で法定翻訳した戸籍謄本1部
- 住居証明 (私用: 家のネットの領収書(私の名前)、妻用: 家のネットの領収書(私の名前)+家の契約書(私と妻の連名))
以上の書類を雇用機関へ提出後、県庁に郵送してくれたようです。
それから約1ヶ月後
県庁からメールが来て、大学都市の
Centre de réception des étudiants et chercheurs internationaux CRECI - Section des Chercheurs Scientifiques
に日付指定で2人とも呼び出されました。
そこに当日向かうと、雇用機関から送られた書類が届いていたようで、それを見ながら指紋を取ったり、サインをしたり、電話番号を確認されたり、と手続きをしました。
その日にもらえたのが、“AUTORISATION PROVISOIRE DE SEJOUR"と書かれている仮滞在許可証のようなもので、“レセピセ"とはどこにも書かれていませんでした。
この有効期間は、半年間くらいありました。また、“CETTE AUTORISATION PERMET A SON TITULAIRE D’OCCUPER UN EMPLOI"と書かれていて、おそらく妻もこの時点で原理的に就労可能になっているのだと思われます。
CRECIへ行ってから約2ヶ月後
SMSで県庁から滞在許可証ができているので、225EURを支払って"SITE INTERNET DE LA PREFECTURE DE POLICE"から予約を取ってという連絡が。しかし、どこで支払うのか、どこで予約するのか、のURLが一切なかった。
結局、
滞在許可証受領日
予約した日にシテ島にある警察書へ向かいました。
しばらく待ってから、呼ばれて持参書類を提出して滞在許可証をもらいました。ネットでよく見るOFII関連の健康診断などは全くなかったです。
OFIIとかCIRの関連について
2019年11月からCIR(Le contrat d’intégration républicaine)を結んだ人はOFIIでの手続きや、語学研修やテストに必要があるそうです。
そして、こちらのサイトのQui est concerné?を見ると、Carte de séjour passeport talent/passeport talent (famille)はNonになっています。
これはつまり研究者ビザとその同行家族ビザの人は、もはやOFII経由ではなく、しかもこれまで義務だった同行家族の語学講座も受ける必要がないようです。ということで、OFII経由の語学講座を期待していたので、フランスの講座を探すことにしました。
研究者の同行家族のフランス語講座に続く。