パリ市内で研究者同行家族のフランス語講座を探す

パリ市内で受講可能なフランス語の講座について

この記事では、研究者家族のフランス語教室の情報を残します。

古い情報だと、研究者の同行家族はOFIIのフランスの文化を学ぶ講座や語学講座を受ける義務があると書かれていましたが、滞在許可証受領の時に判明した通り、OFIIは全く登場しませんでした。

そのため、フランス語会話を学ぶために教室をいくつか探しました。

特に研究者とその同行家族に向けた講座を見つけたのでここにまとめます。

ACC&SS

ACC&SSでは、研究者とその同行家族に向けてフランス語講座をお値打ちに提供してくれています。

ACC&SS概要

こちらに詳しい情報がありますが、参加条件は

Reserved for students on Master’s 1 and 2 courses, PhD students , researchers and their partners

とのことです。

そして、DELFに対応して4つのレベル A1, A2, B1, B2 に分かれており、3ヶ月を1セッションとして、年に4回開催されます。

料金は、研究者または研究者の配偶者は150€で、週に1.5時間が2回、10週間ほど行われました。

行う前に、レベル確認テストがあり、それによって希望レベルと実力がかけ離れていないか、のチェックが行われます。

申し込み方法

まず、こちらからacc&ss Paris Centreに登録します。登録完了後、メールフォームから興味がある旨の連絡をして、情報をもらうことができます。英語でしかも迅速に対応してくれました。

クラス分けテスト

受講前にレベル確認テストをweb上で受けました。

試験時間はおよそ1時間程度。内容は、

  • 文章問題
  • 選択
  • 穴埋め
  • 記述等

でした。自分のレベルはA1-A2の間だと思って背伸びしてA2を受けてみましたが、案の定難しかったです‥

合否のメールが来るまでは、ダメだった時に下のクラスに入れてもらえるのか、もしかしたら満員で授業が受けられないのではないかと心配でしたが、なんとかパスしました。

講座の雰囲気

1週間後にコロナ禍のためリモートで行われました。

A2クラスでは、参加人数は10人程度、日本人は他にいませんでした。

教材は先にメールで送ってもらえます。授業は、先生に当てられた問題に対して順番に答えていく形式です。内容は文法問題や自分の考え・経験を話すなど様々。先生は気さくで優しかったです。

生徒さんのスピーキングレベルも幅がありましたが、私は明らかに他の方より劣っていた為授業前に必ず予習をしていました。

授業も後半戦になってくると遅刻する人も増えますが、その間は雑談や復習問題など出してもらえます。

パリ市民講座

こちらはいくつか体験ブログがありましたが、申し込みはしたものの競争が激しくまだ参加できたことはありません。

在仏日本人会講座

こちらは在仏日本人会が行っている講座です。

在仏日本人会の会員になってから申し込みをします。

レベル別、内容別(会話、DELFなど)に自分の好きなコースが選べます。 在仏日本人会のフランス語講座のページには、スケジュールや料金などが紹介されています。

初回授業は各1回体験できるので、自分のレベルが分からない場合は複数のクラスを1度受けてから決めることも可能です。

私が受講した先生は優しく教え方もとても上手だったので、毎回の授業がとても楽しかったです。 内容はクラス・先生によって様々だと思いますが、受講したクラスは会話文を基にした生徒・先生とのデモ、演習問題などが中心でした。

生徒は基本的に日本人の方なので、分からないことがあれば日本語で確認しあえるのも日本人会の講座のいい点だと思います。

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