日本の運転免許をフランスの運転免許に切り替える手続き
2021年にフランスで運転するために免許証切替の手続きを行いました
この記事では2021年現在、日本の免許証をフランスの免許証へと切り替える手続きを記録します。 ある程度の段階まではオンラインで手続きができます。
書類の準備
- こちらのサイトから
Demander un permis de conduire
を選択して、アカウントを作成しました。 2. アカウント作成後、運転免許切り替えのための申請を続けていくと、名前や住所、写真の送り方(証明写真機でe-photoで送信 or 郵送など)などの後に、必要書類の添付画面が表示されます。
おそらく必要なのは、
- Attestation des droits à conduire de moins de 3 mois délivrée (日本の運転免許証の有効性の確認-大使館発行)
- 申請書(窓口にあります)
- 運転免許証原本
- パスポート
- 滞在許可証
- Traduction (par un traducteur agréé) de l’attestation de droits à conduire (運転免許証の法定翻訳 - 大使館発行)
- 申請書(窓口にあります)
- 運転免許証原本
- パスポート
- 滞在許可証
- 写真4.5cm*3.5cm
- 3日間ほどかかる、17ユーロ
- Justificatif de domicile (住居証明)
- Permis de conduire actuel (日本の運転免許証)
- Pièce d’identité (滞在許可証コピー)
だと思うのでこれらを準備しています。 在フランス日本大使館で発行してもらう書類は、予約不要で直接行き作成依頼をしました。
オンライン申請 (3月上旬)
申請サイトからスキャンした書類をアップロードします。すぐに確認のメールがSMSとメールにて届きました。
また、翌日には
Votre demande en ligne de permis de conduire n°(申請番号) a été transmise pour instruction aux services de l’Etat.
と書かれているメールがきました。
いつ運転できそうか?
政令まで遡って詳細に書いてくれている記事を見つけました。
http://katasuminikki.cocolog-nifty.com/blog/2010/03/post-9487.html
こちらを(好意的に)解釈すると、定住住所を持った人(ex., 滞在許可証を持つ定住者)は、
- 第5条より 国際免許証は無効とみなされる
- 第3条より 一方で、日本の免許証は公式な翻訳があれば有効とみなされる(ただし定住住所を持ってから1年未満のみ)
- 第6条より 1年以内に日本の免許証をフランスの免許証に交換する必要がある
3条と5条がどう絡むかわからないけど、もしかして1年以内+交換申請済み+法定翻訳所持、で公式の免許証がなくとも運転できるのかな?
続報1(5月上旬, 申請から約2ヶ月後)
メールとSMSで、日本の免許証原本と書類1枚(申請サイトから印刷して)を送付してくださいとのメールが届きました。 同時に、申請サイトでATTESTATION DE DEPÔT DE PERMIS DE CONDUIREがダウンロードできました! これで堂々と運転が可能となりますが、本免許をもらうために要求された書類を送付します。
なぜか妻の手続きは進んでいません・・・
続報2 (6月中旬, 申請から約3ヶ月後)
ついに本免許証が届きました。LaPosteの書留で送付してくれました。
なぜか妻の手続きは一向に進んでいません・・・
続報3 (7月上旬, 申請から約4ヶ月後)
妻の分の手続きが進みました。 続報1と同様の手続きを踏みます。