DELF(A1)をパリで受ける方法と受験体験談

DELFA1受験登録〜受験当日までのメモです

DELFA1を受験

フランスに来て早半年、初めてDELFのA1を受けに行ってみました。

受験場所・時期

調べた中で比較的受験料の安かった Université Sorbonne Paris Nord(パリ13大学) を選びました。

パリ13大学のDELFは例年5,12月の年2回開催されるそうですが、 2020年はCOVID-19の影響で12月の試験が2021年3月末へ延期となったようです。

登録〜受験前日

サイト内で受験登録→担当者とのメールのやりとり→ 受講料の振込→受験場所・時間記載の呼び出し状"Convocation"が送付される →申込の確認(氏名はあってるか?など) といった流れです。

質問には担当者の方が優しく迅速に回答してくれました。

受験料はレベル別で、A1は95€。 場所にもよるかもですが、 パリ市内からの運賃は片道2.8€なので往復5.6€なので 受験料と合わせて100€ちょっとでした。

受験まではLe DELF - 100% réussite - A1 を購入して勉強しました。

受験当日(最寄り駅到着〜試験開始まで)

H線のD’epinay Villetaneuse駅から徒歩20分弱で大学に到着。 トラムを使う行き方もありましたが、道も難しくなかったので徒歩でも問題なかったです。

校内に入る前に身分証明書とConvocationを警備員さんに見せると 教室の場所を案内してくれました。

試験が開始する時間の30分前には来てくださいと に書いてあったので、45分ほど前に教室の前へ到着。 念のためお手洗いに行って、教室の前で待ちました。

集合時間になると係員の方から教室に入るよう促されて、 Convocationと身分証明書を見せました。

荷物は教室の前方にまとめておくよう指示され、試験に必要なものだけ出して適当な席に着席しました。

机には、

  • Convocation
  • 筆箱(ボールペン、修正テープ)
  • 腕時計 ※受験場所にもよるかと思いますが、教室に時計ありました
  • 水筒
  • 事前に用意されたメモ用紙 2枚

A1を受ける方々は私を含めて5人。

本来受験者は7人で、もう2人来るはずだったようですが、 係員が探しに行くも集合時間の10分後になっても現れず。。 結局欠席となり、試験の説明が始まりました。

係員さんからの説明を聞いて、受験番号や名前をプリントに記入、 リスニングのスピーカーの音を確認してからしばらくして試験が開始しました。

実際に予告されれていた試験時間より10分ほど早めに始まったと思います。

筆記試験について

A1なのでテキストで事前準備をすれば問題ないレベルでしたが、 やはりリスニングの数字がうまく聞き取れず 他の問題を聞きそこねてしまったことがあったので、 数字の聞き取りは多めにやったほうがよかったと思いました。

口頭試験 準備時間

筆記試験が終わってから、筆記の教室を退出。 もう一度お手洗いに行って、 次の口頭試験の教室の前で椅子に座って待ちました。

先に同じ教室でA2の口頭試験が始まっており、 少し時間が押していたからか予定の15分後に呼び出されました。

まず本番の隣の教室に入って口頭試験全般の説明。

パート2(情報交換)の為、20枚ほどの小さい紙から6枚ピックアップ。 パート3(状況を設定して会話を展開)の為、 8枚ほどの紙から2枚ピックアップして好きな1つを選びました。

席について本番の準備の為メモを記入。 10分ほどで呼び出されて、全ての紙を持って隣の部屋へ入りました。

(余談ですが、試験本番の部屋に入るまで案内係の方が別の部屋に行き、しばらく廊下で放置されていたのですが、 部屋の前で待っていた他の参加者が私の持っていた問題用紙とメモ書きをがっつり覗き込んできて困りました。。。)

口頭試験 本番

本番は終始なごやかで、パート1(自己紹介)では名前、年齢、出身、 今住んでいるところ、仕事は何かなどを聞かれました。

パート2(情報交換)では、質問に対してジョーク混じりで回答してくれたので、 緊張もとけて楽しく話せました。 “examen"という単語があったので、DELFは好きか聞いたらめっちゃ嫌いと答えたので笑いました。

パート3は引き当てたテーマがブティックとレストランで、ブティックを選びました。

質問に対しては無難に答えられましたが、 話すスピードが早すぎて聞き取れないところがありました。 わからない時は聞き返して理解しましたが、試験官の方がほとんど喋っていたような気もして、 これでよかったのだろうか、、と少し不安です。

私はA1のトップバッターだったので、 すんなり帰れましたが、後の方だと結構待つことになりそうでした。 ABCD順なのか、申込順なのかは不明です。

感想

DELFは受験料も中々お高いのでA1を飛ばしてA2を受けてしまおうか迷ってましたが、受験の雰囲気や流れを知る上でA1を受けてよかったと思っています。実生活にも役立つテストなので、今後も続けていきます。

結果編はこちら

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